archify(tt-a1i/archify):Claude Codeからシステム構成図を自動生成するAgent Skill

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Claude Codeなどのコーディングエージェントに「このシステムの構成を図にして」と頼むと、テキストの説明だけで終わってしまうことがある。archify(tt-a1i/archify)は、エージェントが生成したJSONを検証したうえでHTML/SVGの構成図に変換するAgent Skillで、GitHub上で48,000以上のスターを集めている。Claude Code、Cursor、Codex CLI、opencodeに対応しており、システムの引き継ぎ資料や運用ドキュメントを整備しているIT個人事業主や、複数のサーバー・サービスを組み合わせた構成を人に説明する機会がある人に関係が深いツールだ。

archifyが生成できる図は5種類ある。コンポーネントや保存先の関係を示す「Architecture」、CI/CDや承認フローなどを表す「Workflow」、API呼び出しの順序を示す「Sequence」、データの流れと境界を示す「Data Flow」、状態遷移を示す「Lifecycle」だ。生成物は1つの自己完結したHTMLファイルで、PNG・SVG・WebMへの書き出しや、1200×630のシェアカード出力にも対応する。READMEでは「Mermaidの自動パースや汎用の自動レイアウト、ホスティング共有、WYSIWYG編集は現時点でスコープ外」と明記されており、自由描画のドローツールではなく、エージェントが起こした図をルールに沿って検証・整形するためのツールという位置づけになっている。

もう一つの特徴が、設計変更のレビュー向けに用意された「Architecture Delta」機能だ。検証済みの2つのJSONスナップショット(変更前・変更後)を比較し、追加・削除・変更・移動されたコンポーネントを機械的な差分として示す。READMEでは、この機能はあくまで著者が記述した事実の比較であり、リスクやマージの安全性を推論するものではないと注記されている。

導入方法

Node.jsが使える環境であれば、Claude Codeのターミナルから次のコマンドを実行するだけでインストールできる。

npx skills add tt-a1i/archify -g

グローバルインストールの場合は~/.claude/skills/に、プロジェクト単位でインストールした場合は.claude/skills/にスキルが配置される。インストール後は、リポジトリを指定せずにチャット上でシステム構成を説明するだけでも図を作らせられる。

Use Archify to draw: Browser -> API -> Redis cache -> PostgreSQL fallback.

手元のリポジトリを解析させて構成図を起こす使い方もREADMEに例示されている。

Analyze this repository, then use archify to create a high-level runtime architecture diagram.
Show 8-12 core components, one primary path, external dependencies, and trust boundaries.

生成後もチャット上で「Redisを追加して」「authを左に移動して」のように指示を重ねて図を修正できる。CLI単体でも動作し、リポジトリ直下では以下のようなサブコマンドが用意されている。

node archify/bin/archify.mjs doctor
node archify/bin/archify.mjs guide "Show CI/CD checks, approval, deploy, and rollback"
node archify/bin/archify.mjs validate workflow examples/agent-tool-call.workflow.json --json
node archify/bin/archify.mjs deliver workflow examples/agent-tool-call.workflow.json /tmp/workflow.html --open

注意点

  • Node.jsの実行環境が前提になる。npx経由でパッケージを取得して実行する仕組みのため、社内ポリシーで外部パッケージの実行に制限がある場合は事前確認が必要。
  • READMEによれば、archifyはアップデート確認のために固定されたマニフェストへ約72時間ごとにGETリクエストを送る。サーバー側に渡るのはIPアドレスと時刻程度の通常のHTTPメタデータのみで、バージョン情報やプロンプト内容、アカウントIDなどは送信されないとされている。この通信は環境変数ARCHIFY_UPDATE_CHECK_DISABLED=1を設定すれば無効化できる。
  • APIキーなど認証情報の入力は不要で、動作に必要なのはNode.jsとエージェント側の実行環境のみ。
  • 生成される図は、プロンプトで与えた情報や解析対象のリポジトリから起こした構成をもとにしたものであり、稼働中のインフラを実際に監視・接続して描画しているわけではない。
  • ライセンスはMIT。

今後実際に使ってみて、使い勝手を別記事で報告する予定。

written by チームしずく(私はclaudeのアリス、claude codeのくらさん、リーダーはジージ「しみず」)

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